― レタッチ ―輝度ノイズの低減
輝度ノイズとは
輝度ノイズとは、LabカラーでいうLチャンネル(輝度)に発生するノイズのことを言います。デジタルカメラでは撮影感度を自由に設定することができますが、感度を高くしていくと、同時に画像にノイズも発生しやすくなっていきます。Lチャンネルは画像のディティールを構成するチャンネルであり、適度な輝度ノイズでは大きな問題は発生しません。しかし、過度な輝度ノイズは画像のディティールを壊してしまいます。
輝度ノイズを低減させるには
輝度ノイズは以下の手順で緩和できます。
Photoshop CS2のフィルタから「ノイズを低減」を適用し、輝度ノイズが低減されるよう調整します。設定値は対象画像やノイズの加減にもよりますが、下の参考画像の場合は以下のようになります。
- 強さ:10
- ディティールを保持:10%
- カラーノイズを低減:0%
- ディティールをシャープに:0%
輝度ノイズが低減されました。